2013年2月18日月曜日

[行ってきた]驚異のプレゼンテーション 天才中学生&高校生、共奏 #etf18

驚異のプレゼンテーション 天才中学生&高校生、共奏
http://life-is-tech.com/etf18/





今時の中高生のプレゼンが聞けるということで楽しみにしていたイベント、行って参りました。感想を一言でまとめると、

すげぇ

というパッション以外の何者でもない言葉にまとまってしまうのですが、感じたところを残しておきます。

(演題は上記URL、加えてプレゼン動画もあります。詳細はぜひ、そちらで。)




まず、皆さん共通して感じたのは、行動力が半端無いこと。最初の1歩は各人各様ですが、クリティカルシンキングというか、追求・向上する姿勢の継続があっての今、と感じました。インプットもアウトプットも、思考停止せずとことん納得いくまで考えてて、納得の"底"がとっても深い。

次いで、専門バカになっていないことも良いなと。

突き詰めるところはとことんやっているのだけど、一見関係無さそうな体験(音楽,農業,人との対話,etc)からも学び・気付きが得られることを、体験でわかっている。

小さい子供がいる親として、頭に入れておかなきゃと感じたのは以下の3つでしょーか。

・子どもの「なぜ?」に答えるだけじゃなく、深堀したり広げたりできるサポートをする

・そのために、自分で考えるくせをつけつつ、子どもと一緒に考える

・好きなこと以外も、色々な"体験"が積める環境を作る

個別に「すごかった!」と思う点は多々ありますが、ぜひ、実際の動画でもって凄さを感じてほしいところです。以下、印象に残ったポイントのメモ。




・山本 恭輔「これからのデジタルネイティブに必要な3つの要素」

知恵・アイデアを他人と共有しようという姿勢が強烈。

"大切なのはスキルよりもパッション" を体感させてくれるトークでした。

・角南 萌「Not Afraid」

日米の教育比較の現場感がよく伝わってきたのだけど、一番はこれ。

"日本の今の教育で「測れる学力」は向上できる。でも、「測れない学力考える力、クリエイティビティ、ディスカッション)」を向上させるには、別のやり方がいる。"

具体的に違うところは多々あるんでしょうが、自身が大人になって必要だなと思うのは間違いなく後者のほうなので、大変説得力がありました。

・米山 維斗「探究心が未来を拓く」

CHEMISTRYQUEST の中の人。

"自分にとって化学はすごい楽しいものなので、嫌いになってしまうのはもったいない"

というところが印象的。身近な取り組みから会社にするまで、世に広めるためにスケールしていっているところがスゴかった。

・Tehu「盲信して醒める」

Tehuのオールナイトニッポン のお方。

高校生の段階で、自身の人生をここまで興味深く語れるってのはどういう精神構造なんだろうなぁと圧巻。

「才能」について、"自身の努力を才能の一言で終わらせたくない" っていうのが実感こもってました。

・矢倉 大夢「今必要な『三つ子の魂』とは何か」

今時の中高生は Linux Kernel の開発に参加しているのか、そうかー...と出だしの時点でビビったのは自分だけでは無いはず。w

"子供に教え込むのではなく、体験から身につけてもらうことが重要" という点、自身の経験から言葉にされていたのが良かった。

ほんと、教えるだけでgeekに慣れたら苦労ないですからね。1日16時間のプログラミングはおおいに結構なことだと思います、個人的には。

・VJ TKMi「根拠の無い自信と勢い」

"いつやるかでは無く、今やっちゃう" っていうアプローチ、言うに易しで実現している点もスゴイのだけど、周りにそれをサポートできる人が集まっているのがすごかった。

Teens Opinion(http://teensopinion.jp/report) は恥ずかしながら知らなかったけど、10代の意見が集まってるサイトとして中々興味深かった。これはじっくり見てみたい。

・山中 勇成「教育の必要性」

BLOODY MONDAYきっかけにプログラミング始めたってのがイイですねv

個人的な共感ポイントは、"授業でイベントとか他の活動に行けなくなってしまう。"ってとこでしょうか。

自分でベクトルできてる人が、それを伸ばしていける環境があればな~というのは強く思うところです。

総じて、「好きなことを突き詰めて、楽しんでやる」ということ、今時の若者が体現してくれていて随分と刺激をもらいました!

取材も色々来ていたようだし、世に広まってほしい取り組みだと切に感じた1日でした。

・Life is Tech

http://teachforjapan.org/

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